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アイソレーションタンクの効果2~ストレスに対する抵抗力の強化~

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「メガブレイン―脳の科学的鍛え方」(マイケル ハッチソン著 総合法令出版)より

アイソレーションタンクの研究は、科学的な人間が切に望む「信頼できるデータ」、「主観の入っていない統計値」、「再現可能な客観的研究」、それらを、提供することになります。その結果、アイソレーションタンクの研究は、認知心理学者、神経内分泌学者、教育学者、精神科医といった、人間の心の働きに関心を持つ多くの科学者たちによって、近年大きな高まりをみせました。そして同じくらい大量のフローティング(アイソレーションタンクによる浮遊)と感覚遮断の効果に関する情報が、これらの科学者たちによって提供されています。彼らが見つけたアイソレーションタンクの効果には、以下のようなものが挙げられます。

ストレスに対する抵抗力の強化

~フローティングの効果は持続する~

 私たちは皆、一定レベルのストレスには耐えられるようになっています。しかし、ストレスが心身の調子を狂わせ始めるレベルは人によって違います。

抵抗力が人によって違うのは、脳の”視床下部プログラム”に原因があります。視床下部では、神経に降りかかってくるストレスの認識を行っているからです。視床下部は、外からのストレスに対し、体がその均衡を維持するのを助けようと働く、ホメオスタティック・メカニズムとして作用しています。なかには、ストレスに対するホメオスタティック・メカニズムが、他の人と比べて非常に敏感な人もいます。つまりホメオスタティック・メカニズムの、いわゆる「セットポイント[設定値]」が低い人がいるのです。

このように考えて見ると、オハイオ医科大学の神経内分泌学者ジョン・ターナー及び心理学者トム・ファインの研究が、示している結果は非常に意義深いことです。つまり、フローティングの効果は、”ストレス性の「生科学物質レベル」を大きく下げる”だけではない。被験者が最後にフローティング後、何日間も、”ストレス性生科学物質の低下が続く効果”がある。その効果を彼らは「持続効果」と呼んでいます。ターナーとファインはこの事実から、以下のように結論づけました。

フローティングには、「内分泌に関わるホメオスタティック・メカニズムのセットポイントを変える力」がある。「結果的にその人は副腎の働きの低下を経験することになり、それが、基本的に、リラクゼーションの高まりにつながる。」

これは強烈な見解です。なぜなら、こういうことになるからです。フローティングによる有益な効果は、単なる一時的なものではなく、代謝(あるひはホメオスタティック・メカニズムのセットポイント)を変化させ、”闘争・逃走反応を本質的に弱めるもの”である。言い換えればこういうことです。

あまりの強いプレッシャーに、はっきりと思考したり、効果的に実行できなくなっていたのが、フローティングの後では、同じプレッシャーでも以前ほどストレスに感じられなくなる。つまり「フローティングは、ストレスに対する抵抗力を増す」ひとつの手段なのです。

たしかにタンクに入り続けているとだんだんいろんな事が気にならなくなり、流れに任せるというか、アクシデントがあったとしてもそれを楽しめるようになってきますね。
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